僕と江原さんと嘘と胃袋

江原啓之の「霊視」に矛盾 霊視した父はご存命だった

新年(略)。数ヶ月ぶりの更新でいきなり江原先生の話題ですが、僕は生きています。酒を飲みにいく以外の用事で家から出ないので体重と借金が増えました。順調にダンボールハウス生活に近づいているそんな一年の幕開けです。
で、本題の江原さんなんですけどなんだかポカをやらかしたようです。「あなたのお父さん、今も天国から見に来ていますよ」「先生、お父さん死んでないッス」みたいな。
まあこの記事だと報道側のいやらしい悪意も若干見えるのでどっちが正しいんだかわかりませんが、僕はやっぱそんなもんなんかな、と思いました。こういう論理的な根拠がなくてただその「真実味」だけを商売にする人は決してこういうポカをやってはいけないと思うのだけれども、江原さんは少なくともその真実性が疑われる様な事を言っちゃったと。つまり自分の言動が真実ではないという事の証拠たりえるものを提示してしまった訳で、大変切ない感じになっている。
僕は江原さんの様な人は基本的に嘘をついていると思っていて、何故ならそれは前述のように自分の発言の真実性を証明する事が出来ないからで、言ってみれば一種の宗教でありそれは法に触れない詐欺だと思う。それはあくまで個人的な感情だし、それで江原さんの様な仕事に対して特別嫌悪感の様なものもないけれど、こういう事があるとやっぱ嘘なんかなあと思って切ない。
そういう人智の及ばぬ何かを信じる事で精神にプラスの効果を得られる事はあるし、それならそれでいいのだけれどもやっぱりそれは幻であって第三者的な真実ではないのだ。そういう事が辛くって酒を呷って幻覚にすがるのだけれども、翌朝ストレスと酒で二重に胃が痛くって余計に大変な事になったりしながら明日も僕は生きていきます。本年もよろしくお願いします。