受験

受験生の方のサイトさんなどを見ながら自分の体験などと照らし合わせつつふと思ったのはあれ、よく受験でやる勉強なんか社会に出たら一切かんけーねーよー、などと言いますよね。これっていうのは実は逆で社会に出たら関係無いからこそ入試、あるいは受験勉強として成り立つんじゃねえかなと。っていうのはつまり、IQとかの高い奴はもちろん凡庸な他の人々より飲み込みが早かったりして有利な訳だけどそいつが人間的にどうしようもない奴で勉強?ふは、やりたくねーとか言って来る日も来る日も放屁に次ぐ放屁、みたいな奴だったら、IQ的にはとんでもない大馬鹿だけど人間的に大変真面目で一日30時間ぐらい勉強してる奴のその心意気というものを社会的には買いたい訳で、つまり先天的才能と関係無い勉強を必死こいてやれる根気、忍耐、実直さというものの両方を試験するために、現在の将来的に必要の無い事を受験でやるシステムが出来上がってるんじゃないかな、とか。まあ普通に考えたら必要の無い事を何年間もやる事にモチベーションを保てなんて言う方が無茶言ってると思うけど、そこはまあ耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶという我が国古来の伝統の名残なんじゃないすかね。うわー。耐えたくねー。