大学前夜

大学に入って半年が経過し、前期の授業を終え、夏休みも終え、間もなく後期の授業が始まろうとしていて、つまり大学に入って最初の仕切りなおし、再開の日という事を言いたい訳です僕は今。そりゃ確かに前期の自分はひどかった。テスト3つもサボったし。前述の様に数日後、前期の成績表をもらいますが、それはつまり数日後に僕が真顔になるという事を意味します。だが。それは昨日までの自分。この区切りの日、10月1日をもって自分は変わります。具体的に言うと、朝ちゃんと起きてちゃんと全部の授業に出席をする。これをやります。逆に、出席さえすればあとは爆睡しようが何しようが好きにしていい。というのはつまり出席取る授業は、とりあえず出席さえしてりゃギリギリで単位はくれるだろう、という事で、というのはつまりまあ別に勉強とかはもうしなくていいやと僕が明確に意識したという事で、というのはつまり大学の勉強は面白いかなと思ったけど別段そんなことねえや、という事を僕が学んだという事です。でも大学生活は大変面白く、これはつまりサークルをやるために大学に行く、という模範的なクソ大学生、ひいては模範的なクソ人間として僕が成熟しつつあるという事で、高校に行かなかった3年間で、学校は勉強しに行くところじゃない、という答えを導き出した僕のそれが正しかったという事を証明するものであり、大変よい傾向と言える訳はないけどまあ別にいいんじゃねと思う。思えば学校教育などに真摯に向き合ってしまったせいで、ちゃんとやる、から、一切やらない、へとゼロか百か的な劇的シフトをしてしまったのが僕の中学生時代最大の愚行で、まあノスタルジックな見方をすれば若さゆえの潔癖、とかそういう事も言えますけど、そうではなくもっといい加減に、中途半端にやっててよかった、むしろそうあるべきだったのだなと今にして思います。だから自分は歯を食いしばってちゃらんぽらんに生きる。そして幸せを掴む。的な。飛躍的に格言めいた事を言うと、人生はメランコリックな爆笑ですよ。とか適当ぶっこいて生きるのが大変ちゃらんぽらんで大変よいと思う。