日常へ帰還したくなくて音楽が鳴りっ放し

毎日が楽しくて毎日が悲しい。そして正確に言うと毎日が悲しい。お酒を飲んで、音楽を聴いて、本を読んだり映画を観たりして、残りの人生を過ごしたい。それは解決じゃなくて逃避だけれどもね。そんなの知ってるよ。そんなの知ってる。


究極的に考えると僕が存在する必要は別に無くて、大きな規模で考えると死んでしまったって別に地球や世の中に与える影響は限りなく微少なものなのだけれども、じゃあ僕が僕によって死という決断を下そうとすると、僕という存在は1メートル70センチのものさしでしか世界を測れないから、そうすると世の中には大きなものがありすぎて死ねない。だから俺は死にたいと思う事はあっても死なないんだなという事に気付いた。それが何になるという訳でもないのに。皆それぞれに苦しんでるというのに。どうも碌でもない事ばかり思っているね。君は。うるせえ。あ、いえ。すいません。