田村裕という人に見る希望

芸能界入りをかけた面接の朝、全然やる気が起きなくて結局行きませんでした。未だ停滞しています僕は。それで自宅に篭ってハロゲンヒーターとサシで酒を飲んだりする生活の中で、年末にやっていた人志松本のすべらない話という番組の映像を観たのですが、麒麟の田村さんが出ていてそこで僕は初めて彼が極貧生活を経験した人であるという事を知った。その辺りの事はウィキペディアに詳しい(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E6%9D%91%E8%A3%95)ので是非ご覧いただきたいが、中2で家を失って公園で一人暮らしをするなんてちょっとびっくりする。親に家を借りてもらい、友人に金を借りて酒や煙草を買って連日惰眠を貪る様な生活をしている僕にはとても真似出来ないと思った。
田村さんがそんな過酷な環境から頑張って来れたのは希望を持っていたからなんじゃないかと考えた。芸人になるという目標、向上するはずの生活。そういう希望が人を動かしている力の根底なのかもしれないと思う。僕は希望を失って中学をドロップアウトし、希望を得て大学に入ろうと思い、実際に入学して勉強はともかく遊んだり生活したりサークル活動などに打ち込んできたが、その希望が今は無い。
僕は希望を取り戻さなくてはいけないと思うんだ。明日を生きるために。