ジャズを始めた理由

ロックンロールの世界には一握りのとんでもなく格好いい奴等がいる。そいつらは楽器や歌が上手かったりそんなに上手くなかったりする。それはロックンロールという音楽の本質が楽器や歌の優劣とは別の所にあるからだと僕は思う。
ジャズ、あるいはその他の音楽はそうじゃない。ジャズの世界で格好いいやつというのは前提として楽器がとんでもなく上手い。そして楽器がとんでもなく上手ければ基本的に格好よくあれるのだ。と言うと、まあ多少語弊があるけれど、ジャズその他の音楽は上手さの中に格好よさがあるのに対して、ロックンロールは格好よさの中に上手さがある、という違いが根本的にあるんじゃないかと思うのだ。

僕は高校生の年代の頃に少しだけロックンロールの演奏をかじって、その本質と自分が凡人である事を知った。それで凡人でも努力次第で格好よくあれる可能性のあるジャズという音楽をやろうとしたのだ。っていうのはまあ嘘だけど、楽器を練習しまくる事が前提のジャンルの音楽を選べば楽器が上手い奴もごまんといるから、こらえ性のない自分は結果的にジャズの世界でもそんなに格好よくあれる訳も無いのである。

それでもロックンロールをやっていた頃よりは1万倍くらい練習をしているので、ジャズはやってよかったと思う。ロックンロールへの憧れは今も尽きないが、楽器の技術面に関してのみ言えばジャズ、あるいはその他の音楽を練習する事の方がロックンロールを練習するよりも遥かに早いスピードで上達する。何故ならその音楽の目標が楽器の上達の先にあるからだ。

完全に個人的な好みの話になるが、たくさんのとんでもなく上手いジャズの演奏家を見たし、また格好いいとも思ったが、それでもほんの1割程度のロックンロールミュージシャンを超える程に好きになったプレイヤーはいなかった。スクール・オブ・ロックという映画を観ていただければ僕の言いたい事が解っていただけると思う。そんな感じだからあんまりおうちでジャズ聴かないんす。この文体疲れた。


まあなんかそういう事を考えました。

Wii欲しい!

Wii欲しい!って日記に書いて何でもいいから動画を貼り付けるとはてなのえらい人が僕にWiiをくれるという企画があるらしいのでやりました。ここ半年強、バイトもしない、学校も行かないで酒と煙草に溺れる僕がどうやって生計を立てているのかと言うと、ネット懸賞をやって生計を立てているのですがまるで現金10万円が当たらないのでそろそろここらでドカンとWiiくらいくれてもいいと思う。よろしくお願いします。動画は今年度僕が世界で一番癒された音楽アワードで大賞に輝いたジャック・ジョンソンさん。

生活

最近はサークルという名の部活という名の無報酬で太鼓を叩く仕事の他に何をやっていたかと言うとデビルメイクライ3をやっていました。デビルメイクライというゲームをはじめてやったのですが、クールな映像、音楽、ストーリーにダイナミックで爽快なアクションがとてもファンタスティックでソーナイスでした。久しぶりにゲームが面白いなあと思いました。でも一回全クリしたのでもうやりません。同じ面を違う難易度でやるとかそういうコンプリート的なやる気は別に無い。ゲームでも漫画でも映画でもなんか楽しいのがあると気が紛れていいですね。人生を1日やり過ごせる感じと言うか。また面白いゲームをやりたいものです。学校? 行ってねえよ、バカ。

生きることが向いてないから前も後ろも向けないよ

類は友を呼ぶのか、あるいは最近の若い人は皆そうなのか知らんが、僕の親しい人はわりとダウナーでメランコリックな思考を持つ人が多く、ミクシィなどで同年代の人の日記を見ているとそういう内容を主としたものが比較的多い。それでも皆そこはやっぱり頑張って生きてこまそうとなさっている様子で、辛いけど前向きに、明日は頑張ろう、もっと素晴らしいはずの自分を探そう、といった事をよく書いているのだけれど、そこで感じるのは自分はそんな事全然思わなくなったなという事である。


以前はそんな事なかった。自分はこれこれこういう所がとても駄目だと思う。だからこうしようと思います。頑張ります。イエス。みたいな事を思っていたし、言っていた。だけどしばらく前から、そんな事言いつつ結局自分という人間の本質は変わらないし同じとこが駄目だし同じ反省をしてるな、という事に気付いてから、直そうとかする事をやめた。それが良いか悪いかはともかく、そういう理想的な模範的な画一的な人間像と自分を同質のものにしようとする事は無駄だと思ったし、絶対無理だと確信したのだ。なのでやめた。


それを目指す事で完璧ではなくても現状からなんらかの改善があるのは間違いなく、前述の様な人はそうやって頑張ろうとする事が実る実らないに関わらず明日への活力になっていてとてもいい。だったらそれをやればいいじゃん、という話なのだけれども、絶対無理だと解るとそんな途方も無い努力をする気は起きなくてぼくにはとてもできない。かと言って駄目なままでいるのも駄目なので頑張らなければならないのだけれども、頑張っても絶対無理なのも絶対なので全体的にやる気が出ない。頑張らなきゃならないのに頑張るべき目標を失った状態、いわば僕はゴールの無いアレを続けるアレです。上手い例えが見つからなかった。まあそんな感じ。


一生駄目なままなら今すぐ死ねばいいのにとわりと真剣に思う。でも何故死なないかと言うとまだこの生にいくつかの未練があるから。その全部の未練が片付いたら意外と僕はあっさり死ぬかもとも思う。そんで多分その未練は死ぬまで片付かないんだろうなと思う。そういう終わりの無い思考のループが地球と一緒にぐるぐる廻っている。自転している。

ビューティフル突然

ビューティフル突然さんが久しぶりに更新されていました。僕は一回完璧に文章界隈のネットサーフィンから離れてしまったのでアンテナに登録してあってもどんなサイトだっけ?とか思うサイトさんも結構あるんですが、ビューティフル突然さんを久しぶりに見たらよく覚えてなかったけどとても面白くてきっと昔の僕もそう思ってアンテナに入れたのだろうなと思いました。面白く、納得もさせられる素敵な文章をお書きになられると思います。寝れない夜とかにまた過去ログを拝見させていただこうと思います。

嫌いじゃない自分が嫌い

やる気とやらん気が僕の中に混在していてめんどくさくて無気力になって学校行けない病に感染しました。重病です。大地の治療が必要です。っていうのは魔法陣グルグルという漫画に出てくるフレーズなのだけれども、僕はなんか衛藤ヒロユキの書く漫画が妙に好きだという事に気付いた、最近。何が好きなのかわかんないけど異様に好き。なんか全然どうでもいいセリフとかの言葉遣いも小気味良くて、多分言語センスが僕に合ってるんだと思う。おそらく誰も知らないと思うけれど、衛藤ヒロユキがグルグル終わってから書いたがじぇっとって漫画を最近読みまして改めてそう思いました。ご清聴ありがとうございました。


文章をすごいなんか書きたいのだけれども、なんか何書いても無意味な事に思えてしまって、最近いつもなんかやめてしまいますなんかわかんないけど。つうか同年代の人の書く文章をミクシーとかブログとかで読んでこましていると、結局同じ様な時代に生まれ育った人間だから感性もどっか似てて皆同じ様な事書いてるんですよね。そりゃ当然の話でだから自分も思うままあるがまま、素直な心で好きな事を書けばそういった共通する感性に訴えかける事が出来るじゃん、それでいいじゃんとも思うけどなんかそれはしたくない、ってのは自分に何らかの稀有な、突出した価値を見出したいという、僕の浅はかな自己愛に他ならない。そういう手前にもなんかむかついたり。だからなんかなんも書けない。でも書いた。俺えらい。めちゃくちゃ褒めたい。